優待ジャーナル

株主優待を、金額・日付・内容で見比べる。

アスア(246A)の株主優待

優待の内容
デジタルギフト®(原資を対象株主数で割るシェア型。1人当たりは基準日が過ぎるまで決まらない)
必要な金額
約21万4千円(200株・2026年9月18日時点の概算)
権利付最終日?
2026年12月28日(この日までに購入が成立すると、2026年12月31日の株主名簿に記載されます) ただし、優待の対象は2027年6月分からです
お届け時期
まだ発表されていません(2026年9月20日時点)

購入前の確認事項

今から購入した場合、優待の対象は2027年6月分からです

この優待を受けるには、株主名簿に継続して記載されていること(継続保有)が条件です。今から購入しても、2026年12月分には間に合いません。最初に優待を受けられるのは2027年6月分です。

優待の金額は、基準日の後に確定します

優待の総額を対象となる株主の数で割る仕組み(シェア型)のため、株主が増えるほど1人当たりの金額は減ります。200株で受けられる「デジタルギフト®(原資を対象株主数で割るシェア型。1人当たりは基準日が過ぎるまで決まらない)」がこれに当たります。

2026年12月分の優待内容

株数必要な金額優待の内容最初に対象となる回
200株以上 約21万4千円 デジタルギフト®(原資を対象株主数で割るシェア型。1人当たりは基準日が過ぎるまで決まらない)シェア型 2027年6月分

購入する前に

2026年12月28日までに購入が成立すると、2026年12月31日の株主名簿に記載されます。優待の対象は2027年6月分からです。必要な株数は200株からで、金額の目安は約21万4千円です。

株式を購入するには、証券会社の口座が必要です。口座を開設してから、実際に取引できるようになるまで数日かかる場合があります。

受け取りの案内

いつ届くかは、まだ発表されていません(2026年9月20日時点)。申し込みの手続きは必要ありません。株主名簿に登録されている住所に届きます。

受け取りの方法や期限は、会社から届く案内、公式サイト等で必ずご確認ください。

新しい発表 配信

アスア(246A)の優待は、株主が増えると1人分が減る「シェア型」。ただし対象は200株から。※継続保有条件あり

情報の取得日:2026年9月20日

株式会社アスア(東証グロース・名証メイン・246A)の株主優待は、「シェア型株主優待」という仕組みです。

優待の総額(原資)が先に決まっていて、それを対象株主の人数で割ります。 そのため、1人当たりいくら受けられるかは、基準日が過ぎて株主数が確定するまで分かりません。

そして株主が増えれば、1人分は減ります。実際に、1人当たりの金額が減ったことがあります。


1. 実際に起きたこと(2026年6月末基準日)

同社が公表した数字です。

時点対象株主数1人当たりの優待額
2026年2月13日時点の試算(2025年12月末の名簿による)609名32,841円
2026年6月30日の確定1,519名13,167円

株主数が約2.5倍になり、1人当たりは約6割減りました。

原資は総額20,000千円(2,000万円)で固定されていたため、増えた人数で割った結果です。同社は「株主数の変動により上記のとおり確定しております」と書いています。

※1人当たりの額は、原資総額を対象株主数で割って算出され、端数は切り上げです。

優待を目的とする株主が増えるほど、1人当たりの金額は減ります。 これがシェア型の特徴で、金額が決まっている優待とは異なる点です。

2. 2026年12月末基準日から、制度が変わります

2026年5月14日の開示で、次のように変更されました。適用は2026年12月末基準日分からです。

現行(2026年6月末まで)変更後(2026年12月末〜)
基準日6月末(年1回)12月末・6月末(年2回)
対象条件200株以上保有200株以上を6ヶ月以上継続保有
優待内容デジタルギフト® 原資を対象株主数で分配同じ(原資は期初業績予想と同時に8月に発表)

継続保有の判定

  • 基準日が12月末:6月末および12月末の株主名簿に、200株以上を同一株主番号で連続記録
  • 基準日が6月末:前年12月末および6月末の株主名簿に、200株以上を同一株主番号で連続記録

★つまり、2026年12月28日までに購入しても、2026年12月末分の対象にはなりません。2026年12月末分の対象になるには、2026年6月末の株主名簿に200株以上で記載されている必要があるからです。

2026年12月28日までに購入し、200株以上を継続保有した場合は、次のとおりです。

名簿
2026年12月末1回目
2027年6月末2回目 → 2027年6月末分から対象

3. 優待の原資が2倍になりました(2026年9月14日)

同社は2026年9月14日に、年間の株主優待額を20,000千円から40,000千円へ増額すると発表しました。

前回発表(2026年8月10日)修正後
年間株主優待額20,000千円40,000千円

増額の理由について、同社は次のように記載しています。

2026年8月10日に公表した2027年6月期の株主還元予想においては、当期純利益の増益を見込む業績予想であったにもかかわらず、株主優待額を前期と同水準としており、5月に公表した業績連動型の株主還元方針との整合性が十分ではありませんでした。当社としては、この判断および開示前の整合性確認が不十分であったことを真摯に受け止めております。

同時に、業績予想も下方修正されています。 優待費用が20,000千円増えるぶん、営業利益・経常利益・当期純利益がそれぞれ20,000千円引き下げられました(当期純利益は101百万円→81百万円)。売上高の予想に変更はなく、同社は「事業環境の変化や事業計画の見直しによるものではありません」と説明しています。

配当は無配になりました

同日、配当予想の修正(無配)もあわせて公表されています。同社は「当面の間は株主優待による還元を優先する」としています。

ただし「配当を恒久的に実施しない方針へ変更するものではありません」とも書かれています。

この銘柄の予想配当利回りは0.00%です(2026年9月18日時点)。

4. それでも、1人当たりいくらになるかは分かりません

原資が2倍になっても、株主数がそれ以上に増えれば1人当たりは減ります。

前回は、原資が固定のまま株主数が609名から1,519名へ増え、1人当たりが32,841円から13,167円になりました。原資の倍増が1人当たりの倍増を意味するわけではありません。

購入時点で分かるのは「原資の総額」までで、「自分がいくら受けられるか」は基準日が過ぎるまで確定しません。

5. 権利付最終日と必要な金額

次の基準日は2026年12月末日。権利付最終日は2026年12月28日(月)、権利落ち日は12月29日(火)です。※ただし前述のとおり、2026年12月28日までに購入しても、2026年12月末分の対象にはなりません(6ヶ月以上の継続保有が条件のため)。

必要な金額は、2026年9月18日(金)時点の概算です。優待の対象は200株以上です。

株数必要な金額の目安
100株(単元)約10万7千円
200株(優待の対象)約21万4千円

同社の決算日は6月30日です。

6. 注意しておくこと

  • 1人当たりの優待額は、基準日が過ぎるまで確定しません
  • 株主が増えると1人分は減ります。 過去に32,841円の試算が13,167円になりました
  • 2026年12月末分は、2026年6月末時点で200株以上を保有していた株主が対象です。 2026年12月28日までに購入した場合は、2027年6月末分からになります
  • 優待の対象は200株以上です。単元(100株)だけでは対象になりません
  • 配当は当面無配です(優待による還元を優先)
  • この会社は2026年に入ってから優待に関する開示を複数回出しています

出典

  • 適時開示「株主優待制度の変更に関するお知らせ」(2026年5月14日)
  • 適時開示「2026年6月末基準日の株主優待制度における1人当たりの優待額決定に関するお知らせ」(2026年7月17日)
  • 適時開示「株主優待額の増額および業績予想の修正に関するお知らせ」(2026年9月14日)

いずれも同社が公表した適時開示です。株価・単元株数・予想配当利回り・決算日は2026年9月18日時点。権利付最終日は基準日の2営業日前。

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